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プロが教える!エアコン取り付けに必要な工具とは?

公開日

2024/02/13

更新日

2024/03/11

エアコンの取り付けにどんな工具が必要?

エアコン取り付けにはさまざまな工具が必要となります。取り付け工事ではいくつかの工具と慣れが必要ですが、電気関係の知識があれば決して難しい作業ではありません。エアコン取り付け工事に使われる基本的な工具、購入先を知りたい方は是非ご覧ください。基本工具から専門工具までを紹介します。

エアコン取り付けに必要な主要な工具

エアコンを取り付けるには、様々な専門工具が必要です。以下はその中でも特に重要な工具となります。できるだけコストを抑えたい方はレンタルや中古品をうまく活用しましょう。

1.フレアリングツール

フレアリングツールは、エアコンの配管接続部をラッパ状に広げる(フレア加工)ための工具です。室外機と室内機を配管パイプでつなぐ作業で使われ、フレアによってしっかりとした密閉を保ち、ガス漏れを防ぎます。正確に加工できていないと接続部分からガス漏れを起こしエアコンが利かなくなったり効率が悪くなったりする可能性があるため慎重に作業を進めてください。クラッチ式、ラチェット式、電動式の3種類があるので相性の良いものを使いましょう。

2.トルクレンチ

トルクレンチは、ボルトやナットを特定のトルクで締めるのに使用される工具です。エアコンの取り付けでは、適切なトルクで配管を取り付けブラケットを締め付けます。この作業によってガス漏れを防いだり配管のフレアを破損させないようにします。メーカーによってナットの大きさが異なるので事前に工事説明書を確認しましょう。

3.真空ポンプ&マニホールド

真空ポンプは、エアコンの室内機と室外機をつなぐ配管の中の空気や不純物を吸いだすために使用されます。不純物を取り除くことで不具合や故障などの動作不良を防ぐことができます。室外機につないで電源を入れると15分ほどで真空引きが完了します。マニホールドは、配管内の充填されている冷媒ガスの圧力を確かめたり、真空引きした後の配管内圧力を確認したりするための道具です。

4.銅管カッター

配管の切断に用いる工具です。回すだけで簡単に切ることができるため、切断面によってはガス漏れの原因となる銅管の切断においてきれいな断面を作るために必要です。銅管カッターで切断した後は、次に説明するリーマーで切断口を整形します。

5.リーマー

配管の切断面にあるバリを取り、きれいに整形するための工具です。フレアを作る際、バリを取ったほうがきれいなフレアを作ることができます。

エアコン取り付けに必要な部材一覧

次にエアコン取り付けに使われる部材を説明します。

1.プラブロック

エアコンの室外機を設置する際に使用し、エアコン室外機の下に置き、室外機をかさ上げするのに使われます。かさ上げをすることで、室外機が雨水や湿気を直接吸ってしまうことを防ぎます。台の高さは大体10㎝くらいで、主にプラスチック、コンクリート、鉄製のブロックを使う場合があります。コンクリートのブロックのことを「スライドブロック」といいます。よくみると、ブロックに固定用の金具がついていて、スライドして動くようになってます。 これをプラスチックにしたものを「プラロック」と呼ばれるもので、コンクリート製のものより安いため現在ではこちらが主流となっています。鉄製のものは高さを稼ぎたい場合に使います。このように高さは調節することができるので雪の降る地域では高さを高くするなど居住環境により工夫するといいでしょう。

2.ペアコイル

エアコンの室内機と室外機を接続するための配管です。エアコンの冷却液の流れを確保し、冷媒が効率的に循環するのに役立ちます。大小二つの銅管が通っており太い銅管はガスを、細い銅管は液体を通しており、絶えず室外機と室内機を循環しています。

3.ドレンホース

エアコンの室内機から発生する水蒸気や結露水を排水するためのホースです。室内機の裏側から取り付けられ、水を外部に排出するための管として機能します。

4.VVFケーブル

室外機へ電源を供給するための専用の電力ケーブルです。エアコンの室内機と室外機を接続し、通常はVVFケーブルと一緒にアースも接続します。家電メーカーによって本体のアースの場所は違うので取扱説明書をしっかりと確認しましょう。

5.配管テープ

エアコンの配管に巻きつけるテープです。屋外の配管は紫外線や雨の影響を受けるためすぐに劣化が進みます。テープを巻くことによって配管を保護し長く使うことができます。

6.パテ

パテは、エアコンの配管を固定し穴の隙間を防ぐために使用されます。隙間が空いていると雨や虫などが侵入するので、忘れずにパテで埋めてください。

出典:アクトツール 【プロ徹底解説】エアコン取付には何の工具が必要?

取り付け手順

取付の大まかな手順としては以下になります。

  1. 背板の仮止め

  2.  壁の穴あけ

  3.  貫通スリーブの取り付け

  4. 背板の取り付け

  5. 配線・配管の施工(室内機)

  6. 化粧カバーの取り付け

  7. 室外機の設置

  8. 配線・配管の施工(室外機)

  9. 真空引き(真空ポンプ)

  10. バルブの開放

以下のYouTubeでエアコン取り付けの基本的な作業内容が分かりやすく説明されているので取り付け工事に興味を持った方は是非ご覧ください

くらしのマーケット大学

<エアコン取り付け>2年連続全国1位の達人がエアコン工事のやり方を分かりやすく解説!

工具の購入先

電材店

エアコン工事には特殊な材料が必要になるケースも多いので、近くの電材店と取引契約を結んでおけば納期など融通してもらえるケースがあります。 また、電材店やコメリ、カインズなどのホームセンターが定期的に主催している工具市で安く購入できる場合もあります。

メーカーサービス

電材店同様、メーカーや卸売り販売会社でも、工具や空調材料を斡旋しています。メーカーや卸販売会社のホームページを確認しましょう。また、数量に合わせて見積りを行っているので仕入れを検討されている方は一度お問合わせしてみてはいかがでしょうか。

ダイキン工業株式会社
ルーム・業務用エアコンの卸売り販売

ホームセンター

大きめのホームセンターならエアコン部材が揃ってますが、専用の工具となると置いていない場所もあるため、事前に電話やホームページで下調べをするとよいでしょう

ECサイト

モノタロウAmazon楽天市場などのECサイトでも空調部材が売られています。メーカーや電材ルートよりも安く調達できる場合がありますので、一度調べてみてはいかがでしょうか。

出典:エアコン工事に必要な材料を販売している所を紹介します<エアコン工事研究会>

まとめ

エアコン取り付けには正しい作業方法と工具が欠かせません。この記事では空調設備工事業者やこれから独立を考えている電気工事業者の方を対象に、エアコン取り付けに必要な工具や手順、購入先などを詳細に解説しました。これらの情報を参考に、皆さんも安心してエアコンの取り付けに挑戦してみてください。


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