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害虫駆除で開業するためには?資格や費用を徹底解説!

公開日

2023/05/16

更新日

2023/08/31

害虫駆除業は、私たちの日常生活から害虫を駆除し、健康で快適な生活空間を提供するという重要な役割を果たします。そのため、この業界は需要が安定しており、新たに開業を考えている人も多い業界です。しかし、開業するためにはどのような手続きが必要なのか、また害虫駆除業とは具体的にどのような業務内容なのか、必要な資格は何なのか等、知っておくべきポイントがたくさんあります。

この記事では、これから害虫駆除業で開業を考えているあなたに向けて、開業に必要な手続き、業務内容、必要な資格について詳しく解説します。これからの事業成長に役立つ情報が詰まっていますので、ぜひ最後までご覧ください。

害虫駆除業の具体的な業務内容

害虫駆除業者としての主な業務は、顧客からの要望に応じて害虫を駆除することです。しかし、その内容は単に害虫を駆除するだけではありません。以下に、害虫駆除業の具体的な業務内容について詳しく説明します。

1. 現地調査

現地調査は害虫駆除の業務の第一歩です。事前に顧客からどのような害虫かについては、連絡があることがほとんどですが、この段階で、害虫の種類、発生状況、環境条件などを詳細に調査します。写真撮影やメモ取りも、後の作業計画や見積もりの精度を高めるために非常に重要です。安全装備(手袋、マスク、帽子など)をしっかりと整え、顧客とのコミュニケーションも密に取ることが重要です。特に注意が必要な箇所や顧客の要望もこの段階でしっかりと確認しましょう。これら情報を案件管理や顧客情報の管理に最適なセンキャクアプリで管理・共有することをおすすめします。主な駆除対象となる害虫には、以下のような種類があります。

  • ゴキブリ

  • ハチ

  • ネズミ

  • シロアリ

関連記事1:害虫駆除業者が知っておくべき顧客管理の基本と具体的な方法とは?

関連記事2:業績向上へつながる、害虫駆除業のための案件管理のキホン

2. 見積もり作成

現地調査の結果をもとに、作業内容、使用薬剤、必要時間、費用などを明確にした見積もりを作成します。透明性を保つために、隠れた費用がないように注意が必要です。また、使用する薬剤の安全性や環境への影響も明記することで、顧客の信頼を勝ち取ることができます。

3. 顧客の確認

見積もりと作業計画を顧客に提案し、承認を得る段階です。顧客の質問や疑問に対しては、明確かつ専門的な回答を提供する必要があります。必要な場合は、計画の微調整を行い、再度顧客の承認を得ることが重要です。また、ここでは専門的な回答が必要ではありますが、専門用語を並べるのではなく、害虫駆除に詳しくない人にもわかる言葉で説明する必要があります。

4. 駆除・防除作業

提案内容に顧客が承認をしたら、具体的な駆除・防除作業に取り掛かります。使用する薬剤や機器は事前に準備しておく必要があります。作業中の安全対策は非常に重要で、顧客にも安全に関する指示を明確に伝える必要があります。作業後は、確認作業を行い、未処理の箇所がないかをチェックすることが重要です。

5. 作業報告と請求

作業が完了したら、作業報告書を作成し、顧客に提出します。この報告書には、作業内容、使用した薬剤、作業時間などが詳細に記載されるべきです。同時に、請求書と領収書も作成して費用の精算を行います。これらの文書は間違いのないように注意深く作成する必要があります。作業報告書は、社内への報告用も作成することで事例や顧客情報、ノウハウの蓄積が可能になります。これらを活用した従業員のスキルアップなどを進めていくことが重要です。施工後のアフターケアにも役立ちます。

関連記事:害虫駆除業のための作業報告書効果的活用ガイド

害虫駆除業の開業手続き

害虫駆除業を開業するためには、一定の手続きが必要です。まず、自分が独立して事業を行うための事業体制を決める必要があります。個人事業主として開業するのか、それとも法人(株式会社や有限会社など)を設立するのかを選択します。

次に、税務署への開業届け出を行います。個人事業主の場合は、開業の日から1ヶ月以内に最寄りの税務署に開業届け出を行う必要があります。法人の場合は、法人設立以後2ヶ月以内に税務署への法人設立届出書の届け出が必要です。

参考:個人で事業を始めたとき/法人を設立したとき 国税庁

以上の手続きを経て、ようやく害虫駆除業として開業することが可能となります。しかし、これらの手続きはあくまで開業に必要な最低限のものであり、さらに成功するためには資格取得や適切な知識・スキルの習得が重要となります。次のセクションでは、その詳細について解説します。

害虫駆除業で必要な資格と取得方法

害虫駆除業者として開業するためには、特定の資格が求められる場合があります。ここでは、害虫駆除業で役立つ主要な資格とその取得方法について説明します。

ペストコントロール技術者

害虫駆除業を行う上で重要となる資格が「ペストコントロール技術者」です。この資格は、公衆衛生上の問題を解決するための知識と技術を持つことが認定されるもので、害虫駆除業者としての信頼性を高める効果があります。

ペストコントロール技術者の資格取得のためには、一般財団法人日本環境衛生センターおよび本会が共催するペストコントロール技術者養成講座の修了者(1~3級) および厚生労働省登録機関が実施する防除作業従事者研修修了者(3級)、 公益財団法人日本建築衛生管理教育センターが実施する防除作業監督者修了者(3級)に適用されます。

出典元:公益社団法人日本ペストコントロール協会

資格はあくまでスキルと知識を証明するものであり、事業成功の全てを保証するものではありません。資格取得と同時に、実務経験を積むこと、顧客とのコミュニケーション能力を磨くことなど、ビジネススキル全体の向上にも努めることが重要です。

資格等級

1級・2級・3級・名誉技術者

試験日程

詳細情報のリンクよりご確認ください。

受講対象者

ペストコントロール(PCO)業務に従事されている方
自治体等のそ昆駆除行政担当者
殺虫・殺鼠剤メーカーの担当者・ネズミ・衛生害虫駆除に関心のある方など

取得方法

ペストコントロール技能士認証講習会を受講

受講料

1級コース:137,600円
2級コース: 85,300円
3級コース: 61,300円

受験場所

通信授業

詳細情報

公益社団法人日本ペストコントロール協会

環境衛生管理技術者

環境衛生管理技術者は、一般的な衛生管理だけでなく、害虫駆除についても深い知識と技術を持つことが求められる資格です。飲食店や医療機関など、衛生管理が特に重視される施設での害虫駆除業務において、大きな信頼を得ることができます。

この資格を取得するためには、環境衛生学や微生物学などの科目を含む試験に合格する必要があります。また、一部の科目では実務経験が試験の受験資格となっています。

資格等級

なし

試験日程

年1回(10月頃)

試験方法

学科試験

受験資格

実務経験2年以上

受験料

13,900円

受験場所

札幌市、仙台市、東京都、名古屋市、大阪市 及び 福岡市

詳細情報

建築物環境衛生管理技術者について 厚生労働省

これらの資格を持つことで、害虫駆除業者としての専門性と信頼性を高めることができます。資格取得には時間と労力が必要ですが、その分、自身のビジネスに大きな価値をもたらすでしょう。

関連記事:害虫駆除に必要な資格って?資格情報と害虫駆除のサービス内容を解説

まとめ

害虫駆除業は、害虫による公衆衛生上の問題を解決する重要な業界です。開業するためには、まず業務内容を理解し、開業手続きを進める必要があります。その上で、ペストコントロール技術者という資格を取得することで、業者としての専門性と信頼性を高めることが可能です。

しかし、資格取得や開業手続きだけでなく、事業の成功には顧客とのコミュニケーションや実務経験の積み重ねなど、多方面からのスキルアップが必要です。これらの要素をバランスよく進めることで、害虫駆除業者としての成功が見込めるでしょう。

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